

こんにちは。
今日のタイトルは自分で書いてて少し心が痛いです。笑
というのも、私自身「思い込みが激しい」そんなふうにおもわれてるんだろうなぁ。
こんな気持ちを抱えながら社会で生きてきたうちの一人。
ASDの人は「思い込みが激しい」と思われたり、「被害妄想」なんて思われてしまったり、周囲との人間付き合いに苦労することがあります。
しかしASD側は、相手が自分の事を極端だと思っていることも分かっています。
だとしても、このこだわりを無視できないのがASDです。そして理解してもらえなかったそんな過去の積み重ねから孤立を選んでしまうASDの人も多い。
それはASD当事者自身も生きづらさを抱える原因でもあり、また周りの人にとっても対応に困ってしまうという問題があります。
なのでこの記事ではASDのの思い込みについて掘り下げていきます。
- ASD思い込みが激しくなる理由
- 思い込みをやめるには?
- 思い込みをされた時の対策
- ASD思い込みが激しくなる理由
一概には言えませんがASDが思い込みが激しくなってしまう主な理由は、主に2つ。
1「白黒思考でグレーがない」
2「日頃から不安になりやすい」
1「白黒思考でグレーがない」というのは、ASDの特徴としてこだわりの強さ、があげられます。
ASDの人は全ての物事に対して基本「白か黒か」のように「二極化」で考える思考をもっています。
その中で強いこだわりが重なってしまうとさらに極端な考え方になり、理解されずらいという現象が起きます。
ASDの人は何より白黒はっきりさせたいので、一つの物事に対して常に答えを探しています。
なので何事にも、論理的に自分の思う答えをもっている人が多い。
それが ”強いこだわりにも通ずる” と私は思っていて、
思い込みと思われる裏には表に見えない論理的な答えがASDの中には沢山あります。
ですがASDはコミュニケーションも苦手です。
その論理的な思考を相手に合わせて説明するのが難しいのです。
相手に合わせて説明する必要はないと思われるかもしれませんが、
ASDの人はお互いにしかっりと理解し合える関係性を求めます。
本当は全ての人に分かってもらいたいし仲良くしたいし優しく説明をしたいのです。
でもそれが難しいと分かっているので、
「これは○○だ」「○○だから悪い」
と怒ってしまったり、リセットしてしまったりしてしまいます。
ASDの人にとっては根拠のある答えがあり、他に答えがあったとしても、論理的に自分自身が理解し納得できないとそれを認めることができないのもASDです。

ASDは「クセが強め」です。笑 それをごまかそうと生きているグレーゾーンの人こそが一番生きづらいんじゃないかなぁ。自分のクセを認めた方が私は楽になりましたね。笑
いわゆるグレーゾーンと言われる人たちほど、本当は自分の答えがあるのに周りに合わせてしまう。その積み重ねで突然、爆発なんてこともあります。
一見、凄くわがままな考えのような人に見えますが、発達障害の人ほどピュアで傷つきやすい人が多いです。
表に出ている”怒り”の裏にはただただ純粋な気持ちがあるということも周りに知ってもらいですね。
2「日頃から不安になりやすい」
発達障害の人は”理解してもらえない”というネガティブな経験を幼いころから積んできてる人も多いので自己肯定が低くなりやすいです。
なので無意識に ”ネガティブ”思考” になる人が多い。
結果が出る前にネガティブな方向、ダメな方向に考えてしまい必要以上に不安を抱えながら生きているのが基本ベースです。
こんな負の連鎖から、自分を少しでも否定されることを凄く嫌います。
なので ”否定をされる” と勝手に思い込んでしまって、相手の話に割り込んでしまったり、相手に対しても ”否定的な発言” をしてしまうなど、日ごろから抱えている不安が原因で対人関係でトラブルを生みやすいです。

勝手にキレられた!って相手側は思うよねぇ。説明もするわけじゃないしさぁ。ASDって取り扱い説明書がないとただの痛い嫌な奴って面も沢山持ってるから、だから社会で生きづらいし一人の世界が楽になっていくんだぁ。
- 思い込みをやめるには?
ではここで、思い込みをやめるには。ASD側の対策について。
まず私は、一つ一つ整理をしていき自分を知っていく作業が必要です。
まづは、思い込んでる時の自分に気づく をはじめてみる。
気づけたら次は なぜそう思うのか。どんな理由があるのか。について掘り下げる。
一つ一つ掘り下げてみて”思い込み”をしてる時の思考の自己理解を深めます。
そのあとパターン2やパターン3を考える練習をします。
「○○と思っていたけど○○かもしれない」
「○○でもいいし、○○でもいい」
ここで重要なのが人に言われると納得できないのがASDです。
自分自身が納得しながらパターンを頭に入れてく作業が大事です。
自分になぜ?をむけてこだわってる答えのパターンを増やしていってあげましょう。
しかし、、、、
このようにASDは練習や思考を変える訓練ぐらいまでやらないと偏った考え方をなおすのは難しいです。
人との対応で自分を落ち着かせたり、頭の中の作業を介してではないと、いわゆる”普通”の対応ができないのがリアルなASDです。
定型発達の方たちがエネルギーを使わずできることが発達障害の当事者にとってはエネルギー消費そのもの。
発達障害の人が疲れやすいのもこういったことから。
色々対策をあげましたが、結論 ”無理に辞めなくていい”
こんな大変な思い前して自分の体調や心を壊してしまっては意味がありません。
無理に思い込みを辞めようとせず、周りにいる人には事前に説明をしておき理解をお願いするのが最適かと最近は考えています。

「相手はこうだから、こうかもしれない」本当はこう思っているけどBパターン、Cパターンて言った方がいいよね。頭の中は常にこんな感じ。本来の私でいると、なんだこいつは。と思われてしまうことをさけるため。でも嘘ついているみたいで自分でもそれが嫌になるんですけど、極端にどっちかしかできないのがASD。笑
- 思い込みをされた時の対策
ASDの人に勝手に思い込みをされたり、決めつけられたり、そんな行動をとられると、された側は嫌な気持ちになるし対応に困りますよね。
相手が大切な人だったり、逃げられない関係性だったらば、対策をして関係構築を図っていきたいですよね。
ASD側の私が思う対策を紹介。

前提として、ASDも変ですし、相手に求めることが増えてしまうので申し訳ない気持ちがあるのが本音です。ですが相手の思いやりと優しさもASDと共存していくには必要不可欠です。苦手なところを理解して補ってもらいながらASDの得意なことで他はカバーできれば。それが理想です。笑
まずはASDは不安になりやすいという事を知っておいてほしいですね。
不安になりやすいので些細なことで傷ついてしまったり、こんな事気にしてるのかなんてことを気にしていたりします。
なので相手が”怒り”を出してきた場合には ”怖がって怒っている”
と小動物が攻撃をするときの”いかく”と同じぐらいの感覚でとらえてもらえるといいかもしれないです。
常におびえながら”いかく”してきます。
広い心で同じ土俵に入らないところで見ていてあげてください。
思い込んで色々言い放ってきたときは、とりあえず否定をせず、一度飲み込んであげて欲しいです。
ASDは不安を抱えやすく、感情的にもなりやすいです。”いかく”し感情的になってしまているときはそっとしておいてあげましょう。
ではどうやって勝手な誤解をとくのか?
少し時を置き、更に直接ではなく、メッセージやラインで誤解があった事を説明してあげてほしいです。
コミュニケーションが苦手なASDにとっては、文章でのやり取りのほうが得意な人もおおいです。
文章で素直な本音を聞けると頑固なASDもようやく理解します。笑

この取説を書いていると自分でも笑えてきます。凄く子供っぽくメンヘラっぽいですよね。笑
ですが、意味が分かり納得できればコロッと急変するのもASDです。
ASDの ”思い込み” の裏にはただただ思い込んでるだけではなく、ASDならではの複雑な要素が絡み合ってることがあります。
表面だけ見ると凄く扱いずらいですが、本人も、周りも理解が増え、よりお互いが共存しやすい未来がやってきますように。
- ASD思い込みが激しくなる理由
- 思い込みをやめるには?
- 思い込みをされた時の対策
今日の記事はASDの ”思い込み” に関する話でした。
ゴールデンウイーク後半です。更新がなかなかできずでした。。
5月も運営がんばります^^


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